1.投稿者名
渡邉 力也(わたなべ りきや)
2.指導医名
川島 篤志(かわしま あつし)
3.後期研修プログラム名、もしくは診療科名
市立福知山民病院 家庭医療専門研修プログラム:本院+大江分院
①日本プライマリ・ケア連合学会認定 家庭医療後期研修プログラム Ver.2
②日本プライマリ・ケア連合学会 『病院総合医養成プログラム認定試行事業』における病院総合医養成プログラム認定
4.主たる病院の住所
〒620-8505 京都府福知山市厚中町231
5.研修プログラムの目標としている医師像
・地域基幹病院における総合内科医としての病棟・救急診療を通じて、臨床経験を積む。
・当院における専門内科がより専門性を発揮しやすいように、専門内科医の外来・入院診療の負担軽減に努める。
・どの専門内科にも属さない疾患や複数の専門内科にまたがる複雑な症例で、各専門内科の意見を調整したり、必要な手技を依頼したりしながら、主体的に診療にあたる。
・特に感染症診療は総合内科の一つの専門分野として、予防・診断・治療においてグローバルスタンダードな診療を行う。
・main
problemだけでなく、社会的背景を含めた診療を実践する。
・「地域を診る」ことも意識できる医師を目指す。
※「診療所医師の気持ちがわかる」指導医(日本プライマリ・ケア連合学会認定家庭医療専門医や同学会員)多数在籍
・「教育のあるところに人(=医師)が集まる」という理念のもと、医学教育や研修の分野でも研鑽を積む。
6.スタッフ&レジデント人数(うち女性医師数)、研修終了後の主な進路
スタッフ:6名(うち女性0名)
2名が家庭医療専門医
1名が総合内科専門医
4名がプライマリケア学会認定指導医
後期研修医:11名(うち女性3名)
7.当直
<本院>
専攻医:約月4回
スタッフ以上:月0−1回
※自主的に他のスタッフの日当直分も対応しているので月6−8回の専攻医もいます
<分院>
月1−3回
※家庭医療コース専攻医・スタッフは在宅直(臨時往診対応)が月2−4回
8.当直明けの帰宅の可否
現時点では制度なし(終業後の早期帰宅は可)
9.診療科独自の病床の有無
独自の固定病棟はありませんが、全体で40-60床を対応しています。
*当科ブログより、過去の担当症例集もご参照ください:
http://fukugim.blogspot.jp/2014/02/2009-2014.html
10.具体的な研修紹介
2015年度のまとめ記事も参照ください:
http://fukugim.blogspot.jp/2015/09/2015_3.html
スタッフクラス1−2名+専攻医2−3名+研修医1名のチーム制で診療にあたっています。専攻医は学年によって病棟業務以外にも多種多様な役割を担います。
「主な専攻医の役割」
・病棟業務:肺炎/尿路感染から、結核/化膿性椎体炎などの比較的稀な感染症・常勤医のいない神経内科症例・手術を要しない脳卒中・間質性肺炎などの呼吸器疾患・原因不明症例・内分泌/電解質疾患など幅広く診療にあたっています。
・外来:初診/再診/総合診療外来(内科かかりつけのない整形外科患者や、多医療機関受診歴のある患者の整理などを行う外来)
・日中の救急版:内科救急は1日を3コマに分けて全て総合内科専攻医が対応
・各科からのコンサルト受け
・その他、月単位で希望科をローテートしたり、また必要に応じ専門科医師のサポートにも尽力しています(脳外科医をサポートしてt-PA療法の確立など)。
11.勉強会やカンファレンス
*各勉強会の詳細は当院総合内科のブログもご参照ください。
http://fukugim.blogspot.jp
*インターネット関連(=地方都市にいても参画可能)
MedPeerというサイトでの症例提示、および提示症例に対する回答
JHospitalistNetworkでの投稿:Clinical questionなどに投稿
<毎週開催>
※基本的には毎朝回診後、火・金曜以外の夕にチームまとめ
*月曜:19:00-内科カンファレンス(研修医プレゼン)
*火曜:15:30-外来カンファ、17:00-全体まとめ
*水曜:7:30-Primary Care Lecture Series、18:00-救急カンファ
*木曜:7:30-Primacy Care Lecture Series、午前:総回診、15:30-神経内科カンファ、18:00-木曜勉強会(専攻医持ち回り)
*金曜:17:00-全体まとめ
上記以外に、毎日12:30-13:30に日替わりランチョンセミナーを行っています。
また、院外の勉強会(京都GIMなど)・各種学会にも積極的に参加し、参加したメンバーによるフィードバックを積極的に行っています。
また、臨床研究とそれに基づく情報発信、症例発表などにも力を入れています。
<院外講師招聘:2015年度>
聖路加国際病院 血液内科部長 岡田定 先生
大阪府立急性期・総合医療センター 総合内科 診療主任 大場 雄一郎 先生
麻生飯塚病院 総合診療科 小田 浩之先生
千葉大学医学部附属病院 総合診療部 教授:生坂 政臣先生
<その他>
*研修医だけでなく、他職種対象の勉強会も多数!
・ERチェックリスト大会
・身体診察の小テスト(川島独自の実践的小テスト集)
・CVカテーテル勉強会
・読破会:ダヴィンチのカルテ、一発診断100、Uncommon
Disease
・ICLS院内コース
・感染症勉強会
・胸部CTラリー
・appeを探せ!(腹部CT集中講義)
・各科専門医によるミニレクチャー
(小児科・整形外科・耳鼻科・産婦人科・眼科・泌尿器科・精神科)
12.今後の目標
地方都市における地域基幹病院として、また研修病院としてのロールモデルを目指します!
13.その他
◆「教育力のない病院に未来はない」と言われる香川 惠造院長のもとで臨床ができることは嬉しいことです
◆福知山は・・・
「都会に近い」地方都市
「日本の四季を感じられる」街
「キラキラ・ピカピカ」はないけれど、足を伸ばせば自然がいっぱい
生活には困りません
子育てには贅沢すぎる環境?
「都会に近い」地方都市
「日本の四季を感じられる」街
「キラキラ・ピカピカ」はないけれど、足を伸ばせば自然がいっぱい
生活には困りません
子育てには贅沢すぎる環境?
14.見学・研修希望者のための連絡先メールアドレス
病院代表:総務課
syomu
@ fukuchiyama-hosp.jp
研修管理委員会 副プログラム責任者 川島篤志
kawashima-a
@ fukuchiyama-hosp.jp
15.病院や研修プログラムのWebサイト
総合内科・臨床研修のブログ:http://fukugim.blogspot.jp
当院HP:http://www.fukuchiyama-hosp.jp/