1.投稿者名(ふりがな):
亀井 博紀(かめい ひろき)
2.指導医名(ふりがな):
西岡 弘晶(にしおか ひろあき)
土井 朝子(どい あさこ)
水野 泰志(みずの やすし)
園 諭美(その ゆみ)
3.後期研修プログラム名、もしくは診療科名:
神戸市立医療センター中央市民病院 総合診療科
4.主たる病院の住所:
神戸市中央区港島南町2丁目-1-1
5.研修プログラムの目標としている医師像:
専門診療科や他職種との連携を大切にし、「総合」と「専門」のバランスのとれた医療を
実践出来る医師。
患者・家族が納得できる決断ができるようにサポートできるコミュニケーション能力のある医師。
病歴と身体所見を重視し、それに適切な検査を加えた診断推論を臨床現場で実践出来る医師。
6.スタッフ&レジデント人数[うち、女性医師数]、(可能な範囲で)研修終了後の主な進路:
スタッフ4人(うち女性2人) レジデント4人(うち女性1人)
(今年度が診療科設立3年目のため、まだ研修修了者はいない)
7.当直:
月1-2回程度
内科当直(救急科からのコンサルト症例の入院適応の判断および初期治療、病棟急変対応)
8.当直明けの帰宅の可否:
可
9.診療科独自の病床の有無:
25人前後の入院患者を担当
10.具体的な研修紹介(ローテーションやその中身など):
入院診療では、屋根瓦方式の診療体制の中で、スタッフ医師と初期研修医とチームを組んで、
5~10名程度の入院患者の診療を担当します。現在2チーム制をとっています。
外来診療では、総合診療科外来(半日)を週1回、内科初診外来(半日)を週1回担当します。
ほとんどの内科疾患を対象としています。専門性が極めて高い疾患は専門診療科に
委ねますが、基本的には、病気の診断がついた後も専門診療科と密接に
コミュニケーションをとりながら、当科が主科として診療できます。
救急外来からの入院がほとんどでありcommonな内科急性期疾患、不明熱、感染症、
リウマチ・膠原病、多臓器にまたがる複数の疾患を有する患者などが多く、軽症~重症患者まで
幅広く経験できます。特に感染症診療、リウマチ・膠原病診療には重点を置いています。
スタッフ2人が感染症科も兼任しており、感染症コンサルテーション症例や特殊な
感染症症例も学べます。
専門診療科、救急部、集中治療部などへのローテーション研修や、地域の診療所での
研修(往診、家庭医療)も可能です。
11.勉強会やカンファレンスの開催曜日・時間とその概要:
・新入院・重症患者回診;月曜から金曜の朝8時半から。新入院患者および重症患者の
回診を全員で行います。新入院患者の初期の状態把握と重症患者の方針の決定を
全員でディスカッションするために行います。
・チームラウンド;新入院回診が終了後にチーム毎に担当症例の回診を行います。
主に初期研修医・後期研修医が症例のプレゼンテーション(1-2分)で行いアセスメント、
プランをディスカッションします。夕方にも同様にチーム毎にカンファレンスを行い、
その日の検査および状態変化に基づいて各症例の翌日の診療計画を立てます。
この2回のチームカンファレンスでショートプレゼンテーションの訓練も行います。
・新入院カンファレンス;月曜から金曜の13時から。新入院患者のフルプレゼンテーションを行い
病歴・身体診察から診断へのプロセスまでのディスカッションを行います。
主に発表は初期研修医が行い、後期研修医がカンファレンスの司会を行います。
・地域連携カンファレンス;毎週火曜日14時から。病棟看護師、地域連携室看護師、
ソーシャルワーカーと共に、入院患者さんの総合的アセスメントを行い、診断・治療の他に、
日常生活の援助、社会的な支援、適切な転院先への紹介の検討などを含めたケアプランを
立てる多職種カンファレンスを行い、総合的アプローチを身につけます。
・外来カンファレンス;毎週月曜日17時から。外来症例の相談カンファレンスを行います。
病態そのものから社会的な対応まで含めてあらゆる相談を行います。
外来での症例を一人で抱え込むことなく、適切な外来診療能力を習得を目指します。
・教育回診;毎週水曜日15時から。身体診察を中心にベッドサイドで患者さんから学ぶラウンド
です。指導医が回診を担当します。
・全体回診(ベッドサイド);毎週火曜日午後に部長回診、毎週金曜日午後に
週末のための申し送り回診を行います。
・総診ケースカンファレンス(ヒヤリハットカンファレンス);当科を研修した初期研修医2年目が、 自分の経験した症例での成功・失敗事例をもとに振り返りを行い、メッセージを後輩に伝える カンファレンスです。後期研修医がその指導にあたります。
(部長がもっとも楽しみにしているカンファレンスです!) ・早朝カンファレンス(肉食カンファレンス);隔週の金曜日朝7時から。院内若手有志医師による
症例検討を中心としたカンファレンスです。内科だけではなくいろいろな診療科の興味深い 症例が提示され、診療科の枠をこえて学び合う場となっています。 ・内科カンファレンス;月1回。内科系各診療科が持ち回りで症例提示をし、その症例の検討 およびその疾患をみんなで勉強する会です。対象は初期研修医ですが、 各領域の疾患のトピックスを学べる場となっています。
症例検討を中心としたカンファレンスです。内科だけではなくいろいろな診療科の興味深い 症例が提示され、診療科の枠をこえて学び合う場となっています。 ・内科カンファレンス;月1回。内科系各診療科が持ち回りで症例提示をし、その症例の検討 およびその疾患をみんなで勉強する会です。対象は初期研修医ですが、 各領域の疾患のトピックスを学べる場となっています。
・臨床病理科とのカンファレンス;水曜日8時から。院内全体のCPCとは別に、月に1回程度、
当科の剖検症例の検討会を行っています。
12.今後の目標(個人でも、プログラム全体でも):
当科プログラムで研修した医師が、当院に限らず他の病院に行っても、臓器別専門医の道を
目指すにしても、内科医としてgeneral mindを持ち続け、臨床に限らず教育においても中心的な
役割を担う人材になれるようなプログラムにしていきたいです。
13.その他(病院や土地について自慢できること等なんでも):
当院にはスタッフ医師が約160名、後期研修医が約100名、初期研修医が32名在籍しています。
やる気のある熱い若手医師が数多く集まっており本当に刺激になります。また、各科の垣根も
低く気軽に声を掛け合って助け合って診療ができる病院です。
また当院は700床を有する神戸市の中心的な急性期病院であるばかりでなく、高度医療を
実践している基幹病院でもあり、様々な症例を数多く経験できます。そんな環境のため
自然に自分のやる気もでてきて成長していくことができ、日々楽しく診療ができています。
当科はon offをしっかりとするのが部長以下全員に共通していることであり、休日はしっかりと
休みが取れるため、リフレッシュもバッチリできます。
また神戸は住みやすい街として人気があります。新幹線や空港へのアクセスも良好です。
14.見学・研修希望者のための連絡先メールアドレス:
西岡弘晶
西岡弘晶
15.病院や研修プログラムのWebサイト(ホームページ・ブログ・Facebookページ・Twitter等)
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