2015年9月7日月曜日

洛和会音羽病院・大津FC 家庭医療後期研修プログラム

1.投稿者名(ふりがな):
  来住 知美 (きし ともみ)

2.指導医名(ふりがな):
  神谷 亨 (かみや とおる)
  谷口 洋貴 (たにぐち ひろたか)
  齋藤 彩  (さいとう あや)
  森下 真理子(もりした まりこ)

3.後期研修プログラム名、もしくは診療科名:
  洛和会音羽病院・大津FC 家庭医療後期研修プログラム

4.主たる病院の住所:
  京都市山科区音羽珍事町2 洛和会音羽病院
  滋賀県大津市大門通11-11 三井寺前 大津ファミリークリニック(以下、大津FC)

5.研修プログラムの目標としている医師像:
  日本の医療を支えるジェネラリストを養成する
  当プログラムは以下の4つを特徴としています。
  その壱:伝統ある北米型総合内科研修
  その弐:在宅医療重視の診療所研修
  その参:断らない救急を掲げる京都ER
  その四:若手が集まる教育的環境

6.スタッフ&レジデント人数[うち、女性医師数]
 (可能な範囲で)研修終了後の主な進路:

  スタッフ4人(うち女性2人) レジデント1人(うち女性1人)
  ※家庭医療専門医、総合内科認定医の取得が可能です。
  (2012年度よりプログラム設立のため、まだ研修修了者はいません)

7.当直:  音羽病院: 月3-4回 内科当直(救急外来の対応、病棟急変対応)
※大津FCローテート中は音羽病院での当直も可能ですが、
  在宅患者のオンコール業務があります。

8.当直明けの帰宅の可否:
  可  (午前中勤務後帰宅可能)

9.診療科独自の病床の有無:
  音羽病院:一般病床 60床前後
  大津FC :無床

10.具体的な研修紹介(ローテーションやその中身など):
  入院診療では、5-10名程度の入院患者を担当します。
  総合診療科が3チームに分かれており、屋根瓦式の診療体制です。
  外来診療では総合診療科外来(半日)を週1回、診療所外来(半日)を週1回行います。
  入院の77%がERから、ERからの入院(3475人/年)の28%が総合診療科に
  入院しており、感染症、膠原病を含むコモンな内科疾患を経験できます。
  専門的な感染症疾患も、感染症科と連携しながら担当することができます。
  ローテーションでは、小児科、診療所、ER勤務を必須としています。
  
  診療所ローテート中には、5-10名程度の在宅患者を担当して訪問診療を行う他、
  診療所外来(半日)を週1回、担当します。0歳~100歳まで診られることを目標とします。
  (大津FCは無床診療所です)
  
  救急は2012年度から救急救命センターに指定されました。
  ER型の3次救急で、幅広い疾患を経験できます。
  
  その他に各専門科、ICUのローテーションや、院外研修も可能です。

11.勉強会やカンファレンスの開催曜日・時間とその概要:  朝レクチャー 毎日 8:00-8:30
  回診 毎日
  新患症例検討会 2回/週 夕方
  ランチョンカンファ 3回/週 12:30-13:30
  外来患者カンファ 1回/週 12:30-13:30
  感染症カンファ 1回/月 12:30-13:30
  M&Mカンファ 1回/月  12:30-13:30
  リウマチカンファ 2回/月  16:00-17:00
  京都GIMカンファ 1回/月 18:00-
  総診おとまるカンファレンス 1回/月
 (音羽病院と丸太町病院の総診合同カンファレンス)
  大リーガーカンファレンス 不定期
  大リーガーレクチャー 不定期

12.今後の目標(個人でも、プログラム全体でも):
  当プログラムは単に「専門医に合格する」ではなく、その後も家庭医として
  診療できることを念頭において研修を行っていけるように対応しています。
  また「家庭医」であるまえに「医師」であると考えていますので、病歴聴取や身体所見を
  とる能力をつけることを重要視しています。  
  これは急性期病院では簡単に行えるはずの検査ができない在宅診療や診療所外来でも
  強い武器となります。大津ファミリークリニックと同じ目線である音羽病院との
  合同プログラムであるので、さらにこれを補強しています。  
  当プログラムに興味のある方は、是非応募してください。

13.その他(病院や土地について自慢できること等なんでも):
  長年、優れた総合内科医を輩出してきた音羽病院・総合診療科に、
  大津ファミリークリニックの家庭医療研修が合体して、新設されたプログラムです。
  個人のSubspecialityや将来働くセッティングに合わせた研修を、テーラーメイドします。
  京都・大津は古い佇まいの街並が残る地域です。
  寺社巡りはもちろんのこと、文化的イベント(美術・音楽等)が豊富で年中、お祭りがあります。
  琵琶湖や周辺の山々でのアウトドア(釣り・ヨット・スキー・登山)も盛んです。
  関西一円のアクセス良好で便利で住みやすい地域です。

14.見学・研修希望者のための連絡先メールアドレス:
  中場  (大津ファミリークリニック 事務長) jimucho [@] otsu-fc.jp
  (※括弧、空欄を省略してください)

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