病院中心のジェネラリストに関する全国各地の活きた情報を医学生、若手医師へ提供するため、 日本プライマリ・ケア連合学会若手医師部会が独自で運営しています。
2015年10月25日日曜日
岩手県立中央病院 総合診療科
1、投稿者名(ふりがな):櫻井 広子(さくらい ひろこ)
2、指導医名(ふりがな):坂本 和太(さかもと かずたか)
3、後期研修プログラム名:岩手県立中央病院 総合診療医養成・後期研修プログラム
4、主たる病院の住所:〒020-0066 岩手県盛岡市上田1-4-1
5、研修プログラムの目標としている医師像:
四国と同等の広大な面積を有する岩手県で、地域医療を中心にオールマイティーに対応でき、地域医療を支えられる医師の養成を目指しています。
6、スタッフ&レジデント人数:総合診療科のスタッフ 5人(1人)、レジデント 2人(うち一人は内分泌代謝科のレジデント)
7、3年目 当直:月 3回+日直 1回+地域応援 日当直 1回/月
4年目以降 当直 月 2回、地域応援 日当直 1回/1月~2月
8、当直明けの帰宅の可否:可
9、診療科独自の病床の有無:有 20床程度、腎臓内科と同一病棟
10、具体的な研修内容:総合診療科ローテーション中以外でも月1回の指導医との振り返りと、定期外来を継続します。内科、小児科、産婦人科、皮膚科、耳鼻科、眼科、整形外科も同一院内で研修が可能です。また、まだ当院には指導医数が少ないため、希望があれば県内・県外の研修病院にも3か月程度研修に行くことができます。
11、勉強会やカンファレンスの開催曜日・時間
毎週火曜日17時30分~18時:抄読会、腎臓内科と合同で開催しています。
毎週木曜日8時~8時30分:死亡症例検討会、過去一週間の院内の全死亡症例を全科参加で横断的に毎週検討しています。
月1回 水曜日18時~18時30分:プライマリケアセミナー、各科レジデントなどが持ち回りで初期研修医に対してセミナーを開催しています。
他にも院内の勉強会多数あります。
12、今後の目標:岩手県での総合診療に対する認知度を上げ、学生や初期研修医に興味を持ってもらえるような魅力あるプログラムを作っていきたいと考えています。
岩手県にはプライマリケアを支えてきた素晴らしい先生方が多く、どんどん協力体制を組んでいきたいと考えております。
総合病院ベースに研修することで、地域にでてからも研鑽を続けられるような体制を作ることを目標にしています。
13、その他:岩手県の県庁所在地である盛岡市の中心部にある病院で、東京からも新幹線を利用すれば2時間30分という立地です。(東京~盛岡:2時間15分、駅~病院:徒歩15分、なお 仙台~盛岡間は新幹線で40分です)研修についてですが、県内随一の27科がそろっており、各科の先生どうしの垣根が低いため相談や勉強をしやすい環境です。また、岩手県は県内の病院同士の連携が強く、例えば当院に無い形成外科なども他病院へ研修に行くことが可能です。
また、初期研修医が2学年で約40人いるため、活気があり教育機会ことも特長です。
総合診療医育成プログラム自体は始まったばかりですが、ニーズは高く、やりがいのある環境だと思います。一緒にプログラムを作っていってくれる方、大募集中です!
14、連絡先メールアドレス:櫻井広子 reisui66@yahoo.co.jp
15、病院や研修プログラムのwebサイト
病院研修ホームページ:http://www.chuo-hp.jp/cn28/pg301.html
2015年10月22日木曜日
名古屋大学医学部附属病院 総合診療科
1.投稿者名(ふりがな):
近藤猛(こんどうたけし)
2.指導医名(ふりがな):
伴信太郎(ばんのぶたろう)
佐藤寿一(さとうじゅいち)
岡崎研太郎(おかざきけんたろう)
青松棟吉(あおまつむねよし)
佐藤元紀(さとうもとき)
安藤友一(あんどうゆういち)
高橋徳幸(たかはしのりゆき)
3.後期研修プログラム名、もしくは診療科名:
名古屋大学総合診療科ジェネラリスト専門医養成プログラムver.2
4.主たる病院の住所:
466-8560 名古屋市昭和区鶴舞町65
5.研修プログラムの目標としている医師像:
コースの目標
1.「患者を総合的に診る」ことを専門とする総合診療医(ジェネラリスト)に求められる診療能力を習得する。
2.自分が学んだ知識やスキルを積極的に人にシェアする態度を涵養し、そのために必要な教育方法を習得する。
3.臨床あるいは教育を行う中で生じた疑問に対する答えを明らかにするための研究手法を習得する。
6.スタッフ&レジデント人数[うち、女性医師数]、(可能な範囲で)研修終了後の主な進路:
スタッフ 15名(教員ポスト10、 医員ポスト 5) レジデント10名 (うち女性4名)
進路: 病院総合医, 大学教員, 大学院生, 診療所長, 診療所勤務医, 海外留学
7.当直:
月2回程度
8.当直明けの帰宅の可否:
可
9.診療科独自の病床の有無:
あり
10.具体的な研修紹介(ローテーションやその中身など):
原則として1年目は名古屋大学医学部附属病院(総合診療科8ヶ月、救急2ヶ月、ICU2ヶ月)で研修を行います。2年目および3年目は、下記の研修施設をそれぞれ半年~1年間ずつ組み合わせて研修を行います。どの研修施設を選択するかは、専攻医の先生方の希望を最大限取り入れられるよう調整します。
(2年目以降の研修施設)
<総合診療Ⅰ研修>
・勝川ファミリークリニック(愛知県春日井市、指導責任者:北村和也先生)
・中津川市地域総合医療センター(岐阜県中津川市、指導責任者:高橋春光先生)
・かとう内科並木通り診療所(岡山市、指導責任者:加藤恒夫先生)
・育徳会磯村医院(愛知県一宮市、指導責任者:磯村豊司先生)
<総合診療Ⅱ研修>
・名古屋大学医学部附属病院総合診療科
<内科研修>
・名古屋大学医学部附属病院総合診療科
・中津川市民病院総合診療科(岐阜県中津川市、指導責任者:高橋春光先生)
・名古屋医療センター総合内科(名古屋市、指導責任者:脇坂達郎先生)
・愛知県がんセンター愛知病院緩和ケア内科(指導責任者:橋本淳先生、側島友先生)
<小児科研修>
・名古屋掖済会病院小児科(指導責任者:長谷川正幸先生)
・中津川市民病院小児科(指導責任者:安藤秀男先生)
<整形外科研修>
・西伊豆健育会病院(静岡県賀茂郡西伊豆町、指導責任者:仲田和正先生)
11.勉強会やカンファレンスの開催曜日・時間とその概要:
毎朝に病棟チーム全体カンファレンス(8:00-9:00): 診療科長(教授)も含めた全員で大きな方針についてディスカッションします
毎日夕方に各チームカンファレンス
毎日夕方、外来カルテチェック
毎週水曜日退院サマリカンファレンス(12:00-13:00)
毎週木曜日 外来カンファレンス(18:00-19:00)
不定期 膠原病カンファレンス(3-4ヶ月に1回)
季節毎 ACCEL(ポートフォリオ作成支援プログラム)
年1回 中津川地域医療ジャンボリー
12.今後の目標(個人でも、プログラム全体でも):
13.その他(病院や土地について自慢できること等なんでも):
日常的な疾患の慢性疾患の管理から他病院で診断がつかない難病にわたる幅広い診療、学生・研修医相手の医学教育、他院でのカンファレンス指導、研究といった様々な活躍の機会が得られます。
14.見学・研修希望者のための連絡先メールアドレス:
お問い合わせフォーム: 名大総診お問い合わせ
https://docs.google.com/forms/d/1X4qC_bAGnorLaQhdR4Pc10FyuJ8nX4ghtHRA0EhEW3I/viewform
見学申し込みフォーム: 名大総診見学申込み
https://docs.google.com/forms/d/1fuiEF9V-MVxGrVMrEO4oXpJ6Xh5rCu75IKu0cxFNqDI/viewform
15.病院や研修プログラムのWebサイト(ホームページ・ブログ・Facebookページ・Twitter等)
名古屋大学医学部附属病院 総合診療科
http://www.med.nagoya-u.ac.jp/general/index.html
徳之島総合診療プログラム
1.投稿者名(ふりがな):村上楽(むらかみがく)
2.指導医名(ふりがな):
藤田安彦(ふじたやすひこ):院長・総合診療・放射線科
志田多果夫(しだたかお):産婦人科
寺倉博嗣(てらくらひろつぐ):総合診療・小児外科
新納直久(にいろなおひさ):産婦人科
水田博之(みずたひろゆき):総合診療・内科
田代篤史(たしろあつし):総合診療・循環器科
上田明日美(うえだあすみ):総合診療・内科
村上楽(むらかみがく):総合診療・内科
3.後期研修プログラム名、もしくは診療科名:
徳之島総合診療プログラム
4.主たる病院の住所:鹿児島県大島郡徳之島町亀津7588
5.研修プログラムの目標としている医師像:
離島総合診療医
・ いつも情熱を持って患者に接し、患者を救うために努力と工夫を惜しまない医師。
・ 徳之島で発生する傷病に、島の医療資源を十分に活用し、適切な初期診療を提供できる医師。
・ 島内外の医療機関・スタッフと円滑な連携をはかることができる医師。
6.スタッフ&レジデント人数[うち、女性医師数]、(可能な範囲で)研修終了後の主な進路:
スタッフ(うちプライマリケア連合学会指導医)名(2名)・現在女性1人(来年度2名予定) レジデントは、通常徳洲会病院の離島僻地研修で初期後期合わせて2-3名程度。
7.当直:月3-5回(相談可能)
8.当直明けの帰宅の可否:現在は当直明けも連続勤務ですが、スタッフ・レジデント増えたら、当直入りの夕方出勤や明けの帰宅など、ぜひ可能にしたいです。
9.診療科独自の病床の有無:有
10.具体的な研修紹介(ローテーションやその中身など):
原則として徳之島でおきる傷病の全てを対応する(周産期は希望あれば)。一般外来・救急・急性期病棟管理(通常は産婦人科除く全科。内科疾患が多いが、外科・整形・小児科も担当する)・在宅診療が研修・業務の中心です。手術、麻酔も入ることがあります。内視鏡・超音波などの手技の研修も可能です。また検視・島外搬送(夜間自衛隊ヘリ)・医療講演などの病院外の活動も希望者は可能です。
11.勉強会やカンファレンスの開催曜日・時間とその概要:
毎朝7時から、内科医、外科医、整形外科、救急、放射線科医、産婦人科医のスタッフと研修医で合同回診をして、そこで知識を共有しあっています。勉強会やカンファなどは不定期ですが、今後充実していく予定です。
12.今後の目標(個人でも、プログラム全体でも):
当院単独では研修プログラム立ち上げには至っておりません。プライマリケア連合学会の指導医を中心に、関連病院と提携して研修を充実させていきます。
13.その他(病院や土地について自慢できること等なんでも):
徳之島は、男女とも長寿世界一を輩出した高齢長寿の島、合計特殊出生率日本一の子宝の島として知られています。当院は、人口2万5千人の徳之島の医療の最終拠点かつ最前線です。300名近い登録のある訪問診療や外来での慢性疾患の管理、年間1100台を超える救急車の対応、それに続く病棟での急性期医療、病棟・在宅での終末期医療などを提供しています。更に島内でのワクチン・検診・医療講演などの保健事業、死亡者の検視など、医師の仕事の幅の広さを感じることができる場所です。
重症の患者さんもみるため、救急・重症者の治療についても経験を積めます。院内には、64列CT・MRI(夜間も可能)・エコー・内視鏡・血管造影・手術室など整備しており、かなりの急性疾患に対応が可能です。
また島内唯一の周産期施設(年間分娩200件弱)であり、2名の産婦人科専門医のもと周産期医療研修も可能です。
小児科診療の機会も豊富で、非常勤小児科医と併診で小児の入院症例も頻繁に経験できます。
専門科の不在ゆえに科を問わず幅広く対応せざるを得ない状況、離島ゆえの医療資源の限界などはあります。しかし、これは逆にみれば都会では経験できないことを経験できるチャンス、診療範囲を広げるチャンスでもあります。
徳之島の魅力は仕事だけではありません。離島ならでの雄大な自然を近くに感じながら生活できることが何よりの自慢です。ダイビング・サーフィン・魚釣りなどマリンスポーツが好きなひとには最高の環境です。
産科・小児科も含めた家庭医志望の方、救急・重症管理含めた急性期総合診療を鍛えたい方、訪問診療や在宅ターミナルケアなどを経験したい方、マリンスポーツも医療も頑張りたい方など、希望に応じて業務調整可能です。ぜひ一度見学に来て下さい。お待ちしています。
14.見学・研修希望者のための連絡先メールアドレス:
勇利幸事務長
toshiyuki.isamiアットマークtokushukai.jp
15.病院や研修プログラムのWebサイト(ホームページ・ブログ・Facebookページ・Twitter等)
徳之島徳洲会病院HP
http://www.tokunoshima-tokushukai.com
2015年10月16日金曜日
白河総合診療アカデミー
1.投稿者名(ふりがな):
宮下淳(みやしたじゅん)
2.指導医名(ふりがな):
准教授 東光久(あずまてるひさ)
講師 宮下淳(みやしたじゅん)
講師 高田俊彦(たかだとしひこ)
助教 林理生(はやしみちお)
3.後期研修プログラム名、もしくは診療科名:
「総合診療と臨床研究の両方を学べる!
白河総合診療アカデミー後期研修プログラム」
4.主たる病院の住所:
白河厚生総合病院
961-0005 福島県白河市豊地上弥次郎2-1
5.研修プログラムの目標としている医師像:
世界に先駆けて超高齢化社会を迎えた日本の新しい医療ニーズに必要な問題解決能力を有する医師
l
病院総合診療と地域医療の両方を学び、
l
両者をつなぐ“新しい”総合診療の形を目指し、
l
エビデンスを“調べる”“使う”だけでなく、自ら“創る”力を身につける。
6.スタッフ&レジデント人数[うち、女性医師数]、(可能な範囲で)研修終了後の主な進路:
スタッフ 4人
レジデント 2人(うち、女性医師1人)
京都大学・福島県立医科大学の大学院、海外の大学院、その他総合診療科のある病院、各専門科のスタッフなど
7.当直:月2~3回
8.当直明けの帰宅の可否:可
9.診療科独自の病床の有無:有(独自の病床は15床ですが、他の病棟も含めて常時20名以上の患者さんの診療を行っています。)
10.具体的な研修紹介(ローテーションやその中身など):
福島県立医科大学寄付講座として、2015年4月白河厚生総合病院内に開設された白河総合診療アカデミーが提供する後期研修プログラムです。組織の正式名称は『白河総合診療アカデミー』ですが、病院内や地域では『白河厚生総合病院
総合診療科』として位置づけられています。
総合診療領域の実績ある施設で十分な研鑽、教育経験を積んだ4名の医師が、それぞれのノウハウを持ち寄り、質の高い総合診療の実践、教育に情熱を注ぎます。コモンディジーズはもちろん膠原病(血管炎、SLEなど)、悪性腫瘍(原発不明癌、悪性リンパ腫)の診断・治療(化学療法や緩和ケアを含む)、重症患者のICU管理、frailな高齢者の看取りを含む包括的ケアまで積極的に取り組んでいます。研修プログラムは、プライマリケア連合学会、日本内科学会の施設認定を取得しています。
研修医の具体的な業務内容は以下の通りです。
① 診療:
特定の指導医の下、入院患者のマネジメントを行う。朝夕2回のカンファレンス・回診でこれを補完することで、エビデンスに基づいた標準的な診療能力が身に付く。外来は週1回、新患と入院患者の退院後フォローを行う。同じ日の外来担当指導医とディスカッションし、夕方のカンファレンスで適切なフィードバックを受けられる。
また救急外来において、指導医の下、日中の救急初期対応を担当する。
② 研究:
週1日完全に臨床業務からはなれ研究業務に集中する。臨床研究に関する遠隔学習であるgMAPを受講しつつ、自身のclinical questionをresearch questionに変換するところから、臨床研究の計画、実施、解析、発表、論文化までを目標としている(下記参照)。この間、入院患者の業務は病棟当番や指導医が代行する。
③ 教育:
総合診療医は良き教育者であることも重要であり、初期研修医や学生、病棟看護師などの医療者の教育も担当する。
後期研修医の一週間:
・エキスパートの指導による臨床研究研修
臨床研修と並行して、年間を通じて臨床研究の研修も行います。福島医大臨床研究イノベーションセンター、京都大学医療疫学との密な連携の下、臨床研究の研修を行います。また、Harvard医科大学臨床研究遠隔学習プログラム、日本語研究遠隔学習プログラム(gMAP)等の豊富な学習資源を活用します。週1日は、研究のためのプロテクトタイムを確保し、定期的なメンタリング、リサーチミーティングのもと研究計画を進めます。地域の健康に貢献するためのプロジェクトを展開しており、院内のみならず院外でも研究を行うフィールドがあります。白河から新しい知見を、世界へ発信することを目指します!
臨床研究トレーニング概要
11.勉強会やカンファレンスの開催曜日・時間とその概要:
l
朝7時半から定期的なカンファレンス
l
白河総合診療アカデミー主催の診断推論ワークショップ(年一回、7月開催)
l 下記有名指導医を定期的に招聘し、カンファレンス、レクチャーなどの貴重な学習機会を提供します。
名古屋第二日赤病院副院長 野口 善令
麻生飯塚病院総合診療部長 清田 雅智
12.今後の目標(個人でも、プログラム全体でも):
白河総合診療アカデミーでは、臨床、研究両面で日本をけん引する総合診療医の養成を目指します。
13.その他(病院や土地について自慢できること等なんでも):
白河厚生総合病院は、福島県南部に位置する中核総合病院(471床)で、医療圏19万人をカバー、専門科が揃い、完結型の医療を提供しています。平成20年に新築移転をしたばかりのきれいな病院です。
東京駅から新幹線で80分と交通至便であり、 各種勉強会、学会などへの参加も十分可能です。
前原和平院長を始め、病院を挙げてアカデミーの運営に協力いただいており、とても雰囲気の良い、素晴らしい環境です。院内横断的な活動(ICT, NST, 緩和ケアチームなど)にも積極的に参画していますし、地域の医師会とも連携を深め今後は院外での診療も視野に入れています。
総合診療が必要とされる地域で働くことで感謝される『喜び』とより一層強くなる『責任感』、臨床研究を実施する中での苦悩とやり遂げた後の『達成感』、そしてより良い医療を提供するという信念が実を結びことで得られる『感動』、これらすべてがここ白河にはあります!是非、一緒に学び、日本の医療にイノベーションを起こしましょう!
14.見学・研修希望者のための連絡先メールアドレス:
info@fuji-future.jp
15.病院や研修プログラムのWebサイト(ホームページ・Facebookページ)
l
白河総合診療アカデミーホームページ
http://shirakawa-ac.jp/
l
Facebookページ
https://www.facebook.com/shirakawa.academy
2015年10月5日月曜日
病院中心のジェネラリスト 研修プログラムリストとは?
現在、総合診療に対する社会的な関心・需要が全国で高まっています。
日本プライマリ・ケア連合学会では、若手医師部会をはじめ、若手ジェネラリストが
自己研鑽、ネットワーク作り、地域連携などの活動を、主体的・積極的に行っています。
当ブログは2010年6月、「病院中心のジェネラリスト」を目指す医学生、若手医師に対し、
現場からの活きた情報を発信すること、そして全国で頑張る仲間を見つけ、
交流するためのネットワークを作ることを目的に発足しました。
そしてこのたび2015年からこちらに新規一転、移転をしました。
それを機に掲載する病院の数も、増やしていこうと考えています!!
●病院で働くジェネラリストになるための研修を受けたい
●全国で病院を中心に働く仲間と交流を持ちたい
●ほかの病院がどんなことをしているか知りたい
そんなあなたにおススメ! きっと気になる病院が見つかるはずです。
そして、是非見学・実習へ!
※投稿を希望される方は、以下のメールアドレスまで御連絡下さい。
フォーマットを送信させていただきます。
↓
pc.wakateishi@gmail.com
※2014年1月15日現在、各種学会が認定する専門医取得に関し、当Blogの掲載施設での
研修が必須ということではありません。また、この研修プログラムリストは学会認定のもの
ではなく、若手医師部会が独自に運営するものです。
管理人:森川暢 (日本プライマリ・ケア連合学会若手医師部会 第6期執行部 会計)
2015年10月2日金曜日
社会医療法人鹿児島愛心会 大隅鹿屋病院 総合内科
1.投稿者名(ふりがな): 有留 大海(ありどめ ひろみ)
2.指導医名(ふりがな): 田村 幸大(たむら ゆきひろ)
3.後期研修プログラム名、もしくは診療科名: 総合内科
4.主たる病院の住所: 鹿児島県鹿屋市新川町6081番地1
5.研修プログラムの目標としている医師像: 闘う総合内科医
6.スタッフ&レジデント人数[うち、女性医師数]、
(可能な範囲で)研修終了後の主な進路:
スタッフ3人(女性1人)、レジデント3人です。後期研修修了後は徳洲会内の関連病院はもちろん、徳洲会外の市中病院で勤めている先生も多いです。当院で1年総合内科を学び、その後循環器内科を選択した先生もいます。
(可能な範囲で)研修終了後の主な進路:
スタッフ3人(女性1人)、レジデント3人です。後期研修修了後は徳洲会内の関連病院はもちろん、徳洲会外の市中病院で勤めている先生も多いです。当院で1年総合内科を学び、その後循環器内科を選択した先生もいます。
7.当直:
月5-6回
8.当直明けの帰宅の可否:
当直明けも働いているのが現実です。
人が増えれば可にしていきたいと考えています。
8.当直明けの帰宅の可否:
当直明けも働いているのが現実です。
人が増えれば可にしていきたいと考えています。
9.診療科独自の病床の有無:
病院全体としては313床ですが、科ごとの病床数は流動的で決まった数は
ありません。一人あたりの受け持ちは、慢性期の患者も含めて20〜30人です。
ありません。一人あたりの受け持ちは、慢性期の患者も含めて20〜30人です。
10.具体的な研修紹介(ローテーションやその中身など):
当院の総合内科は他の専門内科が揃っている中の総合内科ではありません。
風邪から重症の呼吸不全、検尿異常から急性血液浄化を要する急性腎障害、
さらにはCPA蘇生後など、“何でも診る”を信条とした文字通りの総合内科です。
大病院にありがちな他の専門内科が興味を示さない領域しか担当することが出来ず、
結果としてアイデンティティーの確立に悩むということもありません。
風邪から重症の呼吸不全、検尿異常から急性血液浄化を要する急性腎障害、
さらにはCPA蘇生後など、“何でも診る”を信条とした文字通りの総合内科です。
大病院にありがちな他の専門内科が興味を示さない領域しか担当することが出来ず、
結果としてアイデンティティーの確立に悩むということもありません。
逆に他院であれば専門内科が行うことであったとしても、総合内科で出来る限り
完結させたいという熱い思いを持った“攻めの総合内科”です。
完結させたいという熱い思いを持った“攻めの総合内科”です。
研修内容の詳細については、以下のホームページをご覧ください。
11.勉強会やカンファレンスの開催曜日・時間とその概要:
毎朝7時30分から新入院カンファレンスがあり、症例プレゼンテーションの
トレーニングを受けつつ、アセスメントやプランについて指導医からの
フィードバックを受けることができます。また16時30分からは入院患者の回診を行い、
治療方針の検討を行います。困った症例の相談をしたり、担当していない症例を
共有したりすることができます。
トレーニングを受けつつ、アセスメントやプランについて指導医からの
フィードバックを受けることができます。また16時30分からは入院患者の回診を行い、
治療方針の検討を行います。困った症例の相談をしたり、担当していない症例を
共有したりすることができます。
12.今後の目標(個人でも、プログラム全体でも):
鹿児島の僻地で、全国どこに行っても通用する総合内科医を育てる。
そんな病院にしていきたいと思っています。
そんな病院にしていきたいと思っています。
13.その他(病院や土地について自慢できること等なんでも):
平成26年度に新館完成予定です。新しい病院で一緒に働きませんか?
14.見学・研修希望者のための連絡先メールアドレス:
15.病院や研修プログラムのWebサイト http://www.kanoya-aishinkai.com/resident/
飯塚病院 ①総合診療科 病院総合医コース ②総合診療科・消化器内視鏡コース
1.投稿者名(ふりがな):
岡村 知直(おかむら ともなお)/江本 賢(えもと けん)
2.指導医名(ふりがな):
プログラム責任者:総合診療科部長 井村 洋(いむら ひろし) プログラム顧問:総合診療科部長 井村 洋(いむら ひろし)
消化器内科部長:赤星和也(あかほしかずや)
3.後期研修プログラム名、もしくは診療科名:
①総合診療科 病院総合医コース
②総合診療科・消化器内視鏡コース
4.主たる病院の住所:
5.研修プログラムの目標としている医師像:
<総合診療科 病院総合医コース> ・中~大規模の総合病院で活躍できるホスピタリスト(病院総合医)として幅広い
知識と技術を習得する。(下図参照) ・初期研修医への指導を通して、指導医として必要な指導力を習得する。
・チーム医療の中核を担うためのリーダーシップやコミュニケーション能力を習得する。
・病院のシステムの管理や運営に貢献し、改善していくための能力を習得する。
<総合診療科 病院総合医コース> ・中~大規模の総合病院で活躍できるホスピタリスト(病院総合医)として幅広い
知識と技術を習得する。(下図参照) ・初期研修医への指導を通して、指導医として必要な指導力を習得する。
・チーム医療の中核を担うためのリーダーシップやコミュニケーション能力を習得する。
・病院のシステムの管理や運営に貢献し、改善していくための能力を習得する。
<総合診療科・消化器内視鏡コース>
[1] 内視鏡のできる消化器系に強いホスピタリスト(病院総合医)
[2] 内科・救急医療全般に親和性の高い消化器内科医
[2] 内科・救急医療全般に親和性の高い消化器内科医
6.スタッフ&レジデント人数[うち、女性医師数]
(可能な範囲で)研修終了後の主な進路:
(可能な範囲で)研修終了後の主な進路:
総合診療科スタッフ数:16名(うち女性医師2名)
後期研修医:19名(女性医師5名)
後期研修医:19名(女性医師5名)
東京ベイ浦安市川医療センター 総合内科 1名・ 名古屋医療センター 総合内科 1名
藤田保健衛生大学 救急総合内科 1名
7.当直:
月平均4~5回
(当直は日勤、準夜、深夜の3交代制、各勤務を1回とカウント)
8.当直明けの帰宅の可否:可 or 否
(当直は日勤、準夜、深夜の3交代制、各勤務を1回とカウント)
8.当直明けの帰宅の可否:可 or 否
可
9.診療科独自の病床の有無:
有り 総合診療科として平均90-120床
10.具体的な研修紹介(ローテーションやその中身など):
原則3年間のコースだが、希望により1~2年間のみの参加も
考慮するため要相談]
<総合診療科 後期研修プログラム>
考慮するため要相談]
<総合診療科 後期研修プログラム>
①総合診療科(外来・病棟+希望者は集中治療)を年間6ヶ月以上×3年間
それ以外の期間は他科ローテート可能
(初年度に救急部のローテーションは必須)
(初年度に救急部のローテーションは必須)
②総合診療科・消化器内視鏡コース:
3年間で総合診療科と消化器内科をローテートする
(初年度に救急部のローテーションは必須)
3年間で総合診療科と消化器内科をローテートする
(初年度に救急部のローテーションは必須)
【外来】
主に内科初診で他科への紹介状のない方や、総合診療科への紹介患者を
担当するため、非常に多岐にわたる主訴の患者を診察する。
その後外来で通院治療を行い、必要があれば各専門科に紹介する。
2012度の初診患者は2,795人/年、再診も含めた外来受診患者は
20,670人/年であった。
外来ブロックローテーション
後期研修医は最初の1年のうち、6~8週の間だけ病棟業務から完全に離れて、
毎日外来診療に従事する外来ブロックローテーションを行う。
常に総合診療科スタッフのバックアップが付き、毎日外来症例に対する
ディスカッションやフィードバックを行い、診療の安全を確保しつつ、
診療技術の向上を目指す。
ディスカッションやフィードバックを行い、診療の安全を確保しつつ、
診療技術の向上を目指す。
外来ブロックローテーション終了後、希望があれば週1回の継続外来を持つことも
可能である。
可能である。
6週間の間で経験できる外来初診患者数は130名前後である。
【病棟】
総合診療科の入院症例は内科全般で非常に多岐にわたっている
(下記の主な担当症例参照)。
入院経路は救命センター経由が最多で、未診断の症例やMulti problemで
全身管理を必要とする症例が多い。
2012年度の総合診療科入院症例数は1,583人/年であった。
病棟担当は初期研修医・後期研修医・総合診療科スタッフの3人1チームが
基本で、年間を通して常に8~10チームで入院症例を担当している
(1チームが同時に受け持つ担当患者数は平均10人前後)。
病棟業務では初期研修医の指導を行いながら、総合診療科スタッフからの
フィードバックを受け、毎日夕方にはチームで振り返りミーティングを行う
屋根瓦方式をとっている。
週末はチーム内での引継ぎを行い、月に数回は完全な休日を取るように
している。
(下記の主な担当症例参照)。
入院経路は救命センター経由が最多で、未診断の症例やMulti problemで
全身管理を必要とする症例が多い。
2012年度の総合診療科入院症例数は1,583人/年であった。
病棟担当は初期研修医・後期研修医・総合診療科スタッフの3人1チームが
基本で、年間を通して常に8~10チームで入院症例を担当している
(1チームが同時に受け持つ担当患者数は平均10人前後)。
病棟業務では初期研修医の指導を行いながら、総合診療科スタッフからの
フィードバックを受け、毎日夕方にはチームで振り返りミーティングを行う
屋根瓦方式をとっている。
週末はチーム内での引継ぎを行い、月に数回は完全な休日を取るように
している。
【内科系重症チーム】※希望者のみ
総合診療科所属の内科系重症チーム。重症チームへのローテートは希望者のみ、
毎年1ターム(3ヶ月間)となる。
本コースに集中治療のローテートを組み込んだ理由は、将来、集中治療医になる方を
対象とする為ではなく、今後内科医として働いてい くうえで必ず出会う病棟急変や
重症例を担当したときに、昇圧剤、鎮痛・鎮静剤、人工呼吸器、CVカテーテル・
動脈ラインの挿入や抗菌薬の選択など、自信を持って対処できるようになることが
目的である。
これらについて一定の根拠に基づき、ポイントとなる文献までを押さえた指導を行う。
数ヶ月に数例ずつ重症例を担当し、その都度勉強していくよりも、3ヶ月まとめて集中的に
重症症例を経験したほうが、身につく速度が速くなる。
スタッフ2名、後期研修医3~4名を1チームとし、夜間・休日はOn call体制により、
交代で完全な
休みを取りながら診療を行っている。
毎年1ターム(3ヶ月間)となる。
本コースに集中治療のローテートを組み込んだ理由は、将来、集中治療医になる方を
対象とする為ではなく、今後内科医として働いてい くうえで必ず出会う病棟急変や
重症例を担当したときに、昇圧剤、鎮痛・鎮静剤、人工呼吸器、CVカテーテル・
動脈ラインの挿入や抗菌薬の選択など、自信を持って対処できるようになることが
目的である。
これらについて一定の根拠に基づき、ポイントとなる文献までを押さえた指導を行う。
数ヶ月に数例ずつ重症例を担当し、その都度勉強していくよりも、3ヶ月まとめて集中的に
重症症例を経験したほうが、身につく速度が速くなる。
スタッフ2名、後期研修医3~4名を1チームとし、夜間・休日はOn call体制により、
交代で完全な
休みを取りながら診療を行っている。
主な担当症例:(3ヶ月で50症例前後)
・敗血症性ショック
・重症呼吸不全/ARDS
・重症中毒
・重度の熱中症・低体温
・DKA/HHS
・重症急性膵炎
・CPA蘇生後
【消化器内科・内視鏡センター】
当院内視鏡センターの年間症例数は12,000件前後で、通常のスクリーニングから
経鼻内視鏡、ERCP、静脈瘤治療、上下部ESD、EUS-FNA、小腸内視鏡など
ほぼ全ての手技を充実した設備下で施行できる。
なおESDについては当院で開発された把持型はさみ鉗子(Clutch Cutter®)を用いた
ESDの臨床研究を行っている。
本コースを3年間修了した場合の一人当たりの平均経験症例数は、上部内視鏡
1,500-2,000例、下部内視鏡800-1,000例、治療内視鏡150-200例程度が目安となる。
尚本コース参加者は総合診療科ローテート中も週1回の内視鏡センター勤務を
継続する。
指導医数は4人(学会指導医3名、学会専門医1人)在籍し、全ての内視鏡検査の
レポートは、専門医によるマンツーマンの指導を受けて作成することが
義務付けられている(所見の読み方、用語の正しい使い方、写真の取り方や処置の
コツ等を症例毎に指導。)
経鼻内視鏡、ERCP、静脈瘤治療、上下部ESD、EUS-FNA、小腸内視鏡など
ほぼ全ての手技を充実した設備下で施行できる。
なおESDについては当院で開発された把持型はさみ鉗子(Clutch Cutter®)を用いた
ESDの臨床研究を行っている。
本コースを3年間修了した場合の一人当たりの平均経験症例数は、上部内視鏡
1,500-2,000例、下部内視鏡800-1,000例、治療内視鏡150-200例程度が目安となる。
尚本コース参加者は総合診療科ローテート中も週1回の内視鏡センター勤務を
継続する。
指導医数は4人(学会指導医3名、学会専門医1人)在籍し、全ての内視鏡検査の
レポートは、専門医によるマンツーマンの指導を受けて作成することが
義務付けられている(所見の読み方、用語の正しい使い方、写真の取り方や処置の
コツ等を症例毎に指導。)
初期研修修了後すぐ本コースに入り、医師3年目~5年目まで研修した場合、
目安となる到達レベルは医院開業や小~中規模の内視鏡センターで必要とされる
一通りの手技、救命センターなどで必要とされる一般的な緊急内視鏡について、
目安となる到達レベルは医院開業や小~中規模の内視鏡センターで必要とされる
一通りの手技、救命センターなどで必要とされる一般的な緊急内視鏡について、
11.勉強会やカンファレンスの開催曜日・時間とその概要:
・総合診療科病棟診療所属の場合、毎日平日8時~9時に症例カンファレンスあり ・総合診療科外来ブロックローテーションの場合、毎日17時から外来カンファレンスあり ・消化器内科 毎週水曜(夕方):若手中心の症例検討会、
毎週金曜(7:30-8:00)モーニングレクチャー
毎週金曜(7:30-8:00)モーニングレクチャー
その他、ローテーションしている科に関わらず、月1回以下の会が開催される。
・M&Mカンファレンス
・シニアカンファレンス
・EBM勉強会
・後期研修医とスタッフが運営改善を一緒に考える会 を行っている。
12.今後の目標(個人でも、プログラム全体でも):
各地で総合診療のニーズが高まっている中、これからの日本の総合診療を支える
人材を育成することを目標としています。
人材を育成することを目標としています。
また、2017年度から内科の専門医制度が変わっていき、2年の初期研修と3年の
後期研修で19の基本領域のうちの資格を1つ取ってから、サブスペシャリティとして
専門のトレーニングに進めるようになります。
専門のトレーニングに進めるようになります。
総合診療科の後期研修プログラムは、基本領域のうちの総合内科専門医の資格を
得るのに十分な臨床経験を積むことを目標としています。
将来専門医を目指す医師にとっても魅力あるプログラムにしていき、2017年度
以降の後期研修プログラムのモデルになることを目標にしています。
以降の後期研修プログラムのモデルになることを目標にしています。
13.その他(病院や土地について自慢できること等なんでも):
診療人口45万人、年間救急車台数7000~8000台と症例豊富であり、やる気のある
初期研修医やコメディカルのメンバーと一緒にスキルアップできます。
決して楽ではありませんが、3年間の後期研修を終えれば、どこへ出ても恥ずかしくない
スキルを身につけることが可能です。
決して楽ではありませんが、3年間の後期研修を終えれば、どこへ出ても恥ずかしくない
スキルを身につけることが可能です。
14.見学・研修希望者のための連絡先メールアドレス:
飯塚病院・研修医教育室:education-info@aih-net.com
15.病院や研修プログラムのWebサイト (ホームページ・ブログ・Facebookページ・Twitter等)
①総合診療科・後期研修コース
②総合診療科・消化器内視鏡コース
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