1.投稿者名(ふりがな)
山田 悠史(やまだ ゆうじ)
2.指導医名(ふりがな)
部長 鈴木 貴博(すずき たかひろ)
3.後期研修プログラム名、もしくは診療科名
川崎市立川崎病院 総合診療科
4.主たる病院の住所
神奈川県川崎市川崎区新川通12-1
5.研修プログラムの目標としている医師像
病気のみを診るのではなく悩める病人を診て、適切な診療を行うことのできるGeneral Physician
6.スタッフ&レジデント人数
内科スタッフ24名(直接の指導医)、総合診療科スタッフ3名、総合診療科後期研修医(専修医)21名
[うち、女性医師数4名]
[うち、女性医師数4名]
研修終了後の主な進路:
慶応義塾大学、北里大学、東邦大学、東京女子医科大学などの専門科医局、大学院、当院内科、総合診療科、救急科スタッフ、他院の後期研修医など様々
7.当直
月5回
8.当直明けの帰宅の可否
制度上は可で推奨しているが、実質仕事は通常通り行っている。
9.診療科独自の病床の有無
有 210床程度の大所帯
10.具体的な研修紹介(ローテーションやその中身など)
総合診療科基本プログラムは原則2年間の研修です。その後、希望者は専門医取得のための後期研修プログラム(アドバンストコース、2年間)に移行できます。
①当院内科の特徴
循環器、呼吸器、神経、消化器、腎臓、感染症、膠原病、糖尿病・内分泌の専門医が1つの診療科として、垣根を作ることなく診療しています。専修医はこれらの分野の入院患者を年間を通じて主治医として診療でき、常時専門医の指導が受けられます。
②病棟研修
専修医は主治医として主体的な診療を行いますが、専修医3-4人ごとにチームを形成します。
チームは原則として3ヶ月ごとに編成替えを行ない、メンバー間で適度な緊張感を維持できるように配慮しています。
当院総合診療科での病棟研修の特徴として、同時に受け持つ患者の疾患分野が特定されず、様々な分野を同時並行して研修できることがあげられます。
チームは原則として3ヶ月ごとに編成替えを行ない、メンバー間で適度な緊張感を維持できるように配慮しています。
当院総合診療科での病棟研修の特徴として、同時に受け持つ患者の疾患分野が特定されず、様々な分野を同時並行して研修できることがあげられます。
2次~3次救急として当院救急外来を受診後、救急センターに入院した内因性疾患患者、重症集中ケアを要する患者のほとんどは総合診療科専修医が主治医となって継続加療を行います。(外傷・薬物中毒・CPAOAは救急科、その他外科的疾患は当該する外科系診療科が主治医となります)
これは、このような患者のほとんどが入院原因となった疾患のみならず様々な疾患が多岐に渡って複合していることが多いため、内科各分野の知識のみならず、いわゆる「総合診療」としての対応が最も要求される状態にあるためです。
また、救急入院に限らず内科外来患者の予定入院等も平行して受け持ちます。そして、これらの患者を自身の外来でのフォローアップを含めて継続性を持って担当していきます。
様々な分野における知識を並行して研修することは一見効率が悪いようにも見えますが、当科ではむしろ「主病名」の裏に隠れている多くの問題点を抽出し解決する能力をも身につける方法としては、最も効果的な方法と考えています。
これは、各分野をローテーションする内科研修や、いわゆる「すきま診療」としての総合診療では得ることが難しい、当科における研修の大きな特色でもあります。
総合診療科専修医は2年間のこのような病棟研修を通じて多角的なアプローチを身につけていきます。
なお、診療方針に関するコンサルテーションは基本的に専修医が能動的に各専門分野の内科スタッフに行うことが望まれますが、定期的な各分野スタッフの専門回診を通じてスクリーニングされ受動的にも専修医へフィードバックが行われています。
また専門回診に参加する専修医の教育の場としても活用されています。
③外来研修
A) 総合内科外来(午前) 専門医あての紹介状を有さない初診・予約外の患者を診療することにより、患者の有する問題点を鋭く見抜き、適切な診療に繋げます。
B) 予約外救急外来(午後 “救急B”) walk inで来院する、紹介状を有さない初診・予約外の救急患者を診療し、緊急を要する病態かを見極め、適切な診療に繋げます。
C) 内科再診(午前もしくは午後) 自らの外来診療枠を持つことにより、入院患者を継続的に経過観察することができます。
D) 救命救急センター(午前もしくは午後 “救急A”) 北米型ERで1次から3次の救急車で搬送される患者を、常勤医である救急科コーディネーター医師の指導のもとでチームの一員として診療します。
④検査研修
④検査研修
消化管内視鏡検査、気管支鏡検査、超音波検査(腹部・心臓)、心臓カテーテル検査、脳派、筋電図、血液透析など希望した検査を主体となって研修することができます。
すべての専修医に希望する検査を研修してもらうため、原則として6ヶ月ごとに担当する検査を組み換えます。
すべての専修医に希望する検査を研修してもらうため、原則として6ヶ月ごとに担当する検査を組み換えます。
⑤科外研修
a) 救命救急センター (3ヶ月)
内科のみならず、外傷を含め救急 患者の初期治療を幅広く研修
b) 川崎市立井田病院 (3ヶ月)
◎腎臓内科;腹膜透析を含む血液浄化療法と腎疾患
◎呼吸器内科;肺結核、非定型抗酸菌症を含む呼吸器疾患
◎かわさき総合ケアセンター;緩和ケア・訪問診療
c) この他、大学病院のICUなどでの研修も、当科の診療に支障がない範囲内で希望に応じて実施しています。
⑥アドバンストコース
a)専門医コース
目標:各内科系学会認定の専門医
内容:内科各サブスペシャリティーに配属し専門医取得の研修
b)総合診療医コース
目標:プライマリーケア連合学会の専門医、病院総合医、開業医など
内容:オーダーメイド研修として、研修医の将来設計・希望に応じて内科、整形外科、小児科、婦人科などの診療科をローテーションします。
これにより地域医療に貢献できる人材を育成します。原則として2年間の総合診療科基本プログラムに引き続いて行いますが、キャリアに応じて委細面談に応じます。
11.勉強会やカンファレンスの開催曜日・時間とその概要
12.今後の目標
①日本一の病院総合診療研修施設を目指します。
②総合診療医コースにて地域医療に貢献できる人材を育成します。
③当院発信の大規模なセミナーやカンファレンスを行いたいと考えています。
13.その他(病院や土地について自慢できること等なんでも)
700床規模の病院であるにも関わらず、内科は一内科として診療を行っており、内科の後期研修は総合診療科で行なっておりますので、内科専門科との住み分けというのがなく、あらゆる疾患群の診療を行っています。
内科集中治療から悪性腫瘍化学療法まで様々な診療に主治医として主体的に携わることができますし、基幹病院ですので診療の最終地点として大学病院並みの高度な診療を行うことができます。
各専門科のスタッフは主に外来、検査指導や病棟診療のスーパーバイザーとして機能しており、スタッフの方々の指導の下、専修医が主体的に様々な医療決断、行為を行えるのが最大の魅力です。
内科集中治療から悪性腫瘍化学療法まで様々な診療に主治医として主体的に携わることができますし、基幹病院ですので診療の最終地点として大学病院並みの高度な診療を行うことができます。
各専門科のスタッフは主に外来、検査指導や病棟診療のスーパーバイザーとして機能しており、スタッフの方々の指導の下、専修医が主体的に様々な医療決断、行為を行えるのが最大の魅力です。
14.見学・研修希望者のための連絡先メールアドレス
総合診療科部長 鈴木貴博 taka.s.kawasaki@live.jp
15.病院や研修プログラムのWebサイト(ホームページ・ブログ・Facebookページ・Twitter等)
総合診療科(かわさきGIM)Facebookページ(「いいね!」をお願いします!)http://www.facebook.com/kawasakigim
病院ホームページ
http://www.city.kawasaki.jp/83byoin/kawasaki/
0 件のコメント:
コメントを投稿