1.投稿者名(ふりがな):
杉谷 真季 (すぎたに まき)
杉谷 真季 (すぎたに まき)
2.指導医名(ふりがな):
鄭 東孝 (ちょん とんひょ)
尾藤 誠司 (びとう せいじ)
本田 美和子 (ほんだ みわこ)
3.後期研修プログラム名:
独立行政法人 国立病院機構 東京医療センター 総合内科 地域総合医療プログラム
4.主たる病院の住所:
〒152-8902 東京都目黒区東が丘2-5-1
5.研修プログラムの目標としている医師像:
昭和61年の設立以来、幅広い健康問題に対応し、患者の心理・社会状況にも
配慮する「総合診療の基本理念」を堅持しつつ、一般的な内科疾患については、
新しい知見や根拠に基づき、水準以上の医療を提供する総合内科 (general internal medicine)として機能することを目指しています。
入院診療では、肺炎、脳血管障害、感染症、喘息、糖尿病などの一般的な内科疾患を
横断的に担当しており、侵襲的な専門治療を必要としない症例については、
引き続き総合内科で管理することを原則とします。
専用病床は平成19年度に63床に増床となりましたが実際は一日あたりの入院患者数は
100-120名程度です。平均でも概ね110名で推移しており、総合診療部門として
全国でも最大規模の診療を展開しています。また、臨床研修指導も当科の重要な業務で、
必修化された前期研修のみならず、卒後3-7年の後期研修、近年では医学生の臨床実習の
指導にも精力的に取り組んでいます。
その他、高齢者医療にも注力し、フランスで生まれた高齢者ケアの人類学的かつ
配慮する「総合診療の基本理念」を堅持しつつ、一般的な内科疾患については、
新しい知見や根拠に基づき、水準以上の医療を提供する総合内科 (general internal medicine)として機能することを目指しています。
入院診療では、肺炎、脳血管障害、感染症、喘息、糖尿病などの一般的な内科疾患を
横断的に担当しており、侵襲的な専門治療を必要としない症例については、
引き続き総合内科で管理することを原則とします。
専用病床は平成19年度に63床に増床となりましたが実際は一日あたりの入院患者数は
100-120名程度です。平均でも概ね110名で推移しており、総合診療部門として
全国でも最大規模の診療を展開しています。また、臨床研修指導も当科の重要な業務で、
必修化された前期研修のみならず、卒後3-7年の後期研修、近年では医学生の臨床実習の
指導にも精力的に取り組んでいます。
その他、高齢者医療にも注力し、フランスで生まれた高齢者ケアの人類学的かつ
具体的な方法論/介護哲学であるユマニチュードに基づいた包括的な高齢者医療を
行うことを目指しています。
行うことを目指しています。
6.スタッフ&レジデント人数[うち、女性医師数]:
スタッフ(臨床経験8年目以上の医師):9名 [1名]
レジデント(後期研修医):
1年目 5名 [1名]、2年目 7名 [3名]、3年目 6名 [4名]、4年目 2名、5年目 2名
(可能な範囲で)研修終了後の主な進路:
・東京医療センター 総合内科、栃木医療センター 内科、東埼玉病院 内科のスタッフ
・各専門内科
(可能な範囲で)研修終了後の主な進路:
・東京医療センター 総合内科、栃木医療センター 内科、東埼玉病院 内科のスタッフ
・各専門内科
・診療所 など
7.当直:
月2-3回
月2-3回
8.当直明けの帰宅の可否:
否 (土日・祝日の日当直の際は、平日に代休が取得できる制度あり)
9.診療科独自の病床の有無:
有
有
10.具体的な研修紹介(ローテーションやその中身など):
≪コース分類≫
3年コース or 5年コース
地域総合医療プログラムの他、総合内科コースもあり
<一般外来業務>
・初診外来 (週1コマ)
紹介状を持参していない初診患者は基本的に全て総合内科初診外来が担当しています。
総合内科の初診外来には1日平均30-60人の患者が来院され、スタッフとレジデントで
診察に当たります。レジデントは1年目:6名、2年目:8名、3年目:10名を目標に
総合内科の初診外来には1日平均30-60人の患者が来院され、スタッフとレジデントで
診察に当たります。レジデントは1年目:6名、2年目:8名、3年目:10名を目標に
診察していきます。レジデントの初診外来は全ての患者をスタッフがfeed backしています。
・再診外来 (週1コマ)
全レジデントは再診枠を設けており、初診患者・退院患者・救急外来で診た患者のfollowを行うと共に、適宜地域医療連携として近隣の医療施設へ紹介を行なっております。
12-20名程度の再診患者の診療にあたります。1年目は全例、2年目以降は相談症例に
ついて、スタッフがfeed backしています。
ついて、スタッフがfeed backしています。
・外来プリセプター
2年目以降のレジデントは、研修医の初診外来の指導を行っています。
1コマにつき、じっくりと1-2名の診察を行います。診察の前後で研修医と
ディスカッションしながら進めていきます。外来研修を通して研修医が診療の流れ、
患者さんへの態度、病歴の聴取や身体所見のとり方、患者さんの受療行動に対する理解や
問題点の把握等が習得できるように勤めています。プリセプターをすることで自分の
復習にもなります。
ディスカッションしながら進めていきます。外来研修を通して研修医が診療の流れ、
患者さんへの態度、病歴の聴取や身体所見のとり方、患者さんの受療行動に対する理解や
問題点の把握等が習得できるように勤めています。プリセプターをすることで自分の
復習にもなります。
<救急外来業務>
・二次救急
週3回、日勤帯の二次救急車を当科スタッフ・レジデントで担当しています。
<病棟業務>
平均で週40名前後の新入院があり、年間約2600名に上ります。入院経路は、
当直医からの診療依頼、総合内科も担当している日中の二次救急診療など、
救急経由が多く、ここ数年の傾向では救急入院が入院全体の70%前後を占めています。
専用病床は63床ですが、オーバーしていることが多く、実際は一日あたりの入院患者数は100-120名程度です。
当直医からの診療依頼、総合内科も担当している日中の二次救急診療など、
救急経由が多く、ここ数年の傾向では救急入院が入院全体の70%前後を占めています。
専用病床は63床ですが、オーバーしていることが多く、実際は一日あたりの入院患者数は100-120名程度です。
スタッフの下に1-2人のレジデントがつきその下に研修医がつくというチームで、入院患者さんの診療に当たっております。1レジデントあたり10-15名の患者を受け持ち、1年間で約200名の入院患者を受け持ちます。レジデントはスタッフの指導のもと、毎日チームミーティングでcheckを受けたり、適宜専門医にコンサルトしたりしながら、脳梗塞・糖尿病・感染症など、様々な疾患に適切に対応できる能力を身につけていきます。
<教育>
臨床研修指導も当科の主要業務であり、必修化された前期研修、医学生の
クリニカルクラークシップ(臨床実習)の指導にも精力的に取り組んでいます。
クリニカルクラークシップ(臨床実習)の指導にも精力的に取り組んでいます。
・担当研修医へのコンピーテンシーに基づいた臨床教育
・救急外来フィードバックカンファレンス
・研修医セミナー
・内科系レジデントの当直にあたっての勉強会主催
<他院研修>
・国立病院機構 栃木医療センター (3ヶ月-)
・慶応義塾大学病院 放射線科 超音波研修 (必須:2ヶ月) ・国立国際医療研究センター 病院
・けいゆう病院 など
・けいゆう病院 など
<他科研修>
・小児科
・腎臓内科
・内分泌科
・呼吸器科
・循環器科
・放射線科
・リハビリテーション科
・救命センター など
<地域医療研修>
・国立病院機構 東埼玉病院 (4-6ヶ月)
・健育会 西伊豆病院
・松村医院
・上田クリニック
・松原アーバンクリニック
・生協浮間診療所 など
・生協浮間診療所 など
<あるレジデントの1週間>
1年目:東京医療センター 総合内科、慶応義塾大学放射線科 超音波研修
2年目:東京医療センター 総合内科、栃木医療センター 内科、
東埼玉病院 訪問診療
東埼玉病院 訪問診療
3年目:東京医療センター 総合内科、小児科、放射線科
11.勉強会やカンファレンスの開催曜日・時間とその概要:
<カンファレンス(総合内科単科)>
*新入院カンファレンス 火・水・金 8:00-
スタッフ・レジデント・研修医・学生・OBが参加して行われます。
週に3回、総合内科に新たに入院・転科となった症例について、
学生・研修医・レジデントがプレゼンテーションを行います。個々の症例について、
週に3回、総合内科に新たに入院・転科となった症例について、
学生・研修医・レジデントがプレゼンテーションを行います。個々の症例について、
病歴・身体所見・検査・治療・退院のゴールなどあらゆることがテーマとなり
ディスカッションが行われます。
ディスカッションが行われます。
このカンファレンスを通じて病歴聴取・身体所見・検査・治療などについての
議論が深まり、担当しない症例についても経験を共有することができます。
議論が深まり、担当しない症例についても経験を共有することができます。
*EBM勉強会 火 17:15-
担当チームが、各カンファレンス、診療現場より抽出した臨床問題について答えるべく、
問題の定式化、情報収集、批判的吟味、患者への適応というEBMのステップに
したがって疑問を解決し、パワーポイントによるプレゼンテーションを行います。
問題の定式化、情報収集、批判的吟味、患者への適応というEBMのステップに
したがって疑問を解決し、パワーポイントによるプレゼンテーションを行います。
*Refrectional Review (レジデントの臨床経験に対するフィードバック) 木 8:00-
後期研修医が主体となって執り行う「ふりかえり」の技法を用いたカンファレンスです。
後期研修医が順番で診察の中で感じた疑問・問題を提示し、全員でその解決・改善を
図ります。内容は検査・治療方針の決定からNBM(Narrative Based Medicine:EBMを活用しながらも、より患者さんそれぞれの背景を考慮した個の医学)の実践まで多様です。総合内科医として問題の共有化や内省的思考の実践を目指します。
図ります。内容は検査・治療方針の決定からNBM(Narrative Based Medicine:EBMを活用しながらも、より患者さんそれぞれの背景を考慮した個の医学)の実践まで多様です。総合内科医として問題の共有化や内省的思考の実践を目指します。
*報告・連絡・相談カンファレンス 水 17:15-
スタッフ・レジデント・研修医が集まり、報告・相談症例について、
カンファレンスを行います。報告では、診断・治療に難渋し解決した症例、
カンファレンスを行います。報告では、診断・治療に難渋し解決した症例、
病理解剖の結果や総合内科として皆が共有すべき症例などを議論します。
相談では、医学的に判断の難しい症例や、倫理的・社会的な面で問題点のある症例などを
抽出し皆で議論し問題解決を図っていきます。
相談では、医学的に判断の難しい症例や、倫理的・社会的な面で問題点のある症例などを
抽出し皆で議論し問題解決を図っていきます。
<他科合同カンファレンス>
他科専門医の先生方に症例ごとにコンサルトをしたり、指導していただく機会です。
*内分泌科
*リハビリテーション科
<他院合同カンファレンス>
*成育医療センター:内科疾患と妊娠フォーラム
*国立長寿医療研究センター・佐久総合病院:地域包括ケア交流会 *自衛隊中央病院:区西南部 総合診療・感染症研究会)
<その他の行事>
歓送迎会や忘年会、病棟温泉旅行など交流行事があります。
12.今後の目標(個人でも、プログラム全体でも):
内科診療において、当たり前の事を当たり前にできる医師を育てることが目標です。
それに加えて、それぞれのレジデントが目指す医師像に対してできる限りサポートを
それに加えて、それぞれのレジデントが目指す医師像に対してできる限りサポートを
していけたらと考えております。
13.その他(病院や土地について自慢できること等なんでも):
・駒沢オリンピック公園が隣にあり、都心の中にあって、比較的静かなlocationです
・単身寮、世帯寮完備
・仲の良いレジデントたちが頑張っています
14.見学・研修希望者のための連絡先メールアドレス:
〒152-8902 東京都目黒区東が丘2-5-1
TEL:03-3411-0111
E-mail:ntmcgim@gmail.com
15.病院や研修プログラムのWebサイト
(ホームページ・ブログ・Facebookページ・Twitter等)
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