2015年10月2日金曜日

倉敷中央病院 救命救急センター 総合診療科・救急科

1.投稿者名(ふりがな)
  國永 直樹(くになが なおき)
 
2.指導医名(ふりがな):
福岡 敏雄(ふくおか としお)

3.後期研修プログラム名、もしくは診療科名:
 倉敷中央病院 救命救急センター 総合診療科
 倉敷中央病院 救命救急センター 救急科

4.主たる病院の住所:
 〒710-8602 岡山県倉敷市美和1-1-1

5.研修プログラムの目標としている医師像:
医療機関、あるいは地域において、診療・教育などにおいて横断的な役割を担う
人材となるために、医療・診療にかかわる知識・技術に加えて、教育・指導・
マネージメント能力を身に付ける。

6.スタッフ&レジデント人数[うち、女性医師数]、
 救命救急センター内に救急科と総合診療科が位置づけされており
   カンファレンス等は救急科医師とともに行われる。
   総合診療科 スタッフ4名 
 後期研修医1名(2年目1名)
   救急科    スタッフ11名 
 後期研修医7名(3年目2名、2年目2名、1年目3名)
  女性は後期研修医4名のみ。他上級医は男性。

(可能な範囲で)研修終了後の主な進路:
   精神科1名、腎臓内科に転科1

7.当直:
 月4-5

8.当直明けの帰宅の可否:
 可。午前9時~10時に申し送りがあり。申し送り終了後は帰宅可能。

9.診療科独自の病床の有無:
 一般内科入院患者を総合診療科として受け持つ。特にベッド数の規定はない。
 救命救急センターとして集中治療室に8床。
 救急科のバックベッドとして救急病棟あり。

10.具体的な研修紹介(ローテーションやその中身など):

  
  倉敷中央2014①

11.勉強会やカンファレンスの開催曜日・時間とその概要:

                     <勉強会>
  ----------------------------------------------------------------------
 ・ Staff抄読会(毎週火曜日8:00-9:00
 ・ senior lecture(毎週火曜日13:00-14:00
 ・ Junior lecture(毎週火曜日10:00-11:00
   JATEC/Sepsis/ACLS/Airway/NPPV+Ventilator/中毒/創処置/EBMなど
 ・Journal Club(月1回)
 ・M&Mカンファ(月1回)
 ・KYT&医療安全カンファ(月1回)

                <他科合同カンファレンス>
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 ・ 循環器内科 毎週月曜日 7:30-
 ・ 形成外科 隔週火曜日 9:00-
 ・ 小児科 第24木曜日730-
 ・ 整形外科 4週に1回 17:30-
 ・ 脳外科  4週に1回 17:30-
 ・ 腎臓内科 第13水曜日 7:30-
 ・ 脳卒中科 隔週金曜日 7:30-
 ・ 感染症科 隔週金曜日 7:30-

12.今後の目標(個人でも、プログラム全体でも):
主任部長より
当院の総合診療科でのシニア研修は、各専門診療科での研修を主とする。
目的は横断的な診療を想定して研鑽を積むことである。 
2016までに専門研修をスタートするみなさんは、従来通りの各専門診療科の
ローテートも含めた柔軟性のあるプログラムが可能である。 
2017年以降に専門研修をスタートする場合は、それぞれの基本領域の研修
プログラムに含まれる必要があり、当科は内科専門医、救急専門医、総合診療
専門医、の3領域に対応するよう準備を進めている。当院の診療規模や幅広い
診療領域を活用すれば、日本トップレベルの研修が可能である。 

今、医療の専門分化が進む一方で横断的な知識・スキルを持った人材の
必要性は高まっている。
それを目指す範囲であれば、あらゆる可能性を考慮し柔軟に対応してきた。 
社会医学系の研究機関とのつながりもあり、臨床研究や文献研究、
ガイドライン評価など、さまざまな活動に加わる機会がある。社会医学系の
大学院生も加わり、ますます活気ある部署となっている。 
研修修了後は、当院でのスタッフとして引き続きスキルアップ・キャリアアップ
されることを希望するが、それ以外にも、医療機関、教育機関、研究機関、
地域・行政など、今後さまざまな形でのキャリアチャンスがあると思われる。

当院は地域の機関病院として専門診療を基軸に成長してきた。その一方で、
この地域の医療を共に支えている病院・診療所との連携も深い。
他院での一般内科外来を行う機会もある。
このような連携の中で、地域連携型の総合診療研修を実現できるよう、
準備を進めている。    (福岡 敏雄)

13.その他(病院や土地について自慢できること等なんでも):
・教育研修環境の例:利用可能な電子データベース
(院内ほぼすべてのコンピュータから利用可能)
   UpToDate, DynaMed, Cochrane Library, Clinical Key,
   Procedures Consult, ScienceDirect, Harrison Onlineなど
・院内で英文ネイティブチェック可能

 倉敷中央2014 ②

  当院は全診断群分類中の出現分類数が以前から全国でも上位に位置
  しています。
 当院で研修することで、多彩な疾患に数多く経験する機会があります。
 
※中医協・DPC評価分科会(H23/11/7開催)
 「参考資料1(14)在院日数の平均の差 MDC別」より
  (http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000001u23a.html

14.見学・研修希望者のための連絡先メールアドレス:
 病院見学は、病院HPhttp://www.kchnet.or.jp/
もしくは下記のURLからどうぞ
http://www.kchnet.or.jp/for_resident/srshiryo.aspx

15.病院や研修プログラムのWebサイト
(ホームページ・ブログ・Facebookページ・Twitter等)
  倉敷中央2014③
  

  ・病院概要URLhttp://www.kchnet.or.jp/about_us/outline.aspx
   ・総合診療科URLhttp://www.kchnet.or.jp/for_resident/sr_sogo_2015.aspx   ・救急科URL http://www.kchnet.or.jp/for_resident/sr_QQ_2015.aspx
   ・倉敷中央病院Facebookページもあります。

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